認知の工夫

日常生活でのセルフケア

喪失体験後の心の変化

喪失体験は、大きな苦痛を伴う出来事であり、人生最大の試練と言われています。悲しみ以外にも、怒りや罪責感、極度の疲労感など、様々な感情や症状が出現することがあります。しかし、このような経過は自然な心の反応なのです。
日常生活でのセルフケア

自己肯定感の高め方

精神医療の現場から世間一般に広まった概念の一つに「自己肯定感」があります。自己肯定感とは「自分はここにいて大丈夫」という感覚のことであり、これが揺らいでいると、レジリエンスが高まらず、自分を否定的に捉えてしまい、感情のコントロールもうまくできません。今回は 自己肯定感の高め方 について考えてみます。
精神医療

コラム法のご紹介

気持ちがつらい時、薬などに頼らず、自分で気持ちを楽にできる方法を身につけられると良いですよね。さらに言うと、そもそも「気持ちが動揺しにくい」なら、今よりもっと生きやすくなると思います。その方法としてお勧めしたいのが、ストレスへの対処法として精神医療の現場でも用いられる コラム法 です。
精神医療

ストレスへの対処法

ストレスへの対処法 として、認知行動療法的なアプローチによるいくつかの工夫を今回ご紹介しました。いずれの方法も、考えすぎず、心にゆとりを持ち、平常心を心がけるというところに帰着すると思います。もし参考になる対処法がありましたら、是非試してみてください。
精神医療

精神療法について

精神療法 の定義は様々ですが、私が考える精神療法は「セラピストと患者さんとの精神的関わりを通じて、患者さんの心身に何らかの治療的変化を起こす治療」です。私はこのことを念頭に、精神科医としては患者さんとの診察、産業医としては企業の従業員の方との面談に日々取り組んでいます。